CLIP STDIO EX使用歴6年目で独学でちょっとずつ覚えた知識を書いていきます第一弾!
せっかくデジタルで描くならデジタルならではのツールを使って速く描けるようになりたい!と思いますよね。
月に100ページの原稿をこなすにはまじでこのツールがないとダメ!!ってくらいお世話になってるツールたちをまずは5つ紹介します!
有名なので知ってたらすみませんが、まだ活用してなかった方にはぜひ一度使ってみることをオススメしたい優秀ツールたちです!
隙間無く囲って塗るツール
フルカラー原稿の下塗りに必須!
K96様が出品されているフルカラーの下塗りに大活躍な塗りつぶしツールです。
ダウンロードしたら素材フォルダからサブツール[塗りつぶし]にコピペで登録しお使い下さい。
素材の登録方法がわからない方用
他にもいくつか種類があるようですが、私はこの1種類のツールのみ使っていて大満足しております。
最初は、あれ?思ってないところまで塗られちゃった・・・レイヤー分けたのに・・・と苦戦するかもしれませんが、きちんと説明欄の【ご使用の際の注意事項】を読んで頂くとミス無く活用できると思います。
私はすべての下塗りに使っているわけではありません!
爆速で塗る私の下塗り方法を動画にしたので紹介します。
①肌を肌レイヤーを作り通常のバケツツール「他レイヤーを参照」で塗る
②髪を肌レイヤーより下に髪レイヤーを作り(上だと塗れません)、この「隙間無く囲って塗るツール」で塗る
③用紙の端は塗れてないのでペン、もしくは通常の「囲って塗るツール」で塗る
※服も②の方法で塗っています
※約40秒の動画を倍速で表示しています
必要ない箇所まで塗られてしまった場合は消しゴムで消していくのではなく、通常のバケツツール「他レイヤーを参照」を使い色は無色に設定し、クリックして消していくのが速いです。(あくまでも私の場合です)
隙間無く囲って塗るツールのDLはこちらから(CLIP STUDIO ASSETS)
MaaBlur Brush
絵をボカす時に必須!
774─様が出品されているイラストのボカシに使えるツールです。
ダウンロードしたら素材フォルダからサブツール[色混ぜ]にコピペで登録しお使い下さい。
イラストの一部だけボカしたい場合、どうしてますか?
私はこのツールに出会うまでは、
①表示レイヤーのコピーを結合
②フィルターでガウスぼかしをかける(キャンパス全体がボカされる)
③ボカシたいとこだけマスクで残す
という感じだったのですが、このツールはボカしたいところに塗るだけなので作業効率が上がりました!
①表示レイヤーのコピーを結合
②ボカしたいとこだけ塗る(なぞる?)
使用例:
塗れば塗るほどボカシが強くなっていきます!感覚的にボカしたい人には良いのではないでしょうか。
MaaBlur BrushのDLはこちらから(CLIP STUDIO ASSETS)
ブラシ集中線ツール(お試し)
集中線を描く時に必須!
聖月様が出品されている集中線を描く時に使えるツールです。
ダウンロードしたら素材フォルダからサブツールにコピペで登録しお使い下さい。
[集中線]に登録するとがわかりやすいかも?
通常の集中線は円になってて使いづらいという方にオススメです!
また、私は特殊定規の放射線を使って集中線を手書きをする時もありますが、こちらを使うと機械的に均一になるのが好きです
①集中線を描きたいコマを選択する
②とくに設定を決めずバッと集中線の中心を囲む
③オブジェクトツールで集中線を選択し、ツールプロパティから「長さ」「まとまり」「間隔」などを見ながら調整していく
ブラシ集中線ツール(お試し)のDLはこちらから(CLIP STUDIO ASSETS)
(お試し)と付いている通り、もっと機能の充実した有料版もありますので気になる方はチェックしてみてください〜
何でも使えるアナログ白しぶき
ほんとになんでも使えるので必須!笑
shiratakiz様が出品されているとりあえず白いしぶきが描きたい時に使えるツールです。
ダウンロードしたら素材フォルダからサブツールにコピペで登録しお使い下さい。
[エアブラシ]か[効果]に登録がおすすめ!
使い方は人によると思いますが、私は
①高ぶった感情を表現するとき
②画面に動きを付けたい時
③上のMaaBlur Brushツールでボカシてキラキラさせる
④少女漫画的に髪や輪郭の線を白く抜いて光を表現したい時
などなどに使わせていただいています。
何でも使えるアナログ白しぶきのDLはこちらから(CLIP STUDIO ASSETS)
光ラインツール
窓やガラス表現に必須!
ばれった様が出品されている窓やPC画面・ガラスなどに使える光表現ツールです。
ダウンロードしたら素材フォルダからサブツールにコピペで登録しお使い下さい。
フルカラー原稿にもトーンにも使えます!
光ラインツールのDLはこちらから(CLIP STUDIO ASSETS)
まとめ
以上私的必須のツール5種類でした。まだまだ紹介したいものが出てきましたので、また時間を見つけて紹介記事を書けたらと思います!
自分で描くことができてしまうと時短について考えることはあまり無いと思うのですが、たまに振り返ってもっと時短できないかなとツールをさがすと、かゆいところに手が届くような時短ツールがたくさんあることに気付きます。
全部手で描くのも理想ではありますが、フルカラーの週刊連載や、最近流行のマンガ動画の案件は1週間で40カット描いたりと、徐々にスピード勝負にもなってきているので、ここはデジタルならではのツールを使って時短してみてはいかがでしょうか!
紹介して欲しいものや書いて欲しい記事のリクエストも受け付けています!
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お読みいただきありがとうございました。
やりたいことはなんでもやる精神で急成長中の駆け出し漫画家。
→詳細プロフィール2019年頃デビュー。主にwebでマンガ連載をさせていただいてます。
兼業しつつ気合と根性で週間連載(作画)してました。
マンガは作品一覧ページよりご覧いただけます。 ストーリー漫画の連載の他、webtoonやマンガ動画、分業での制作など様々な描き方に挑戦中しています!
広告漫画では株式会社シンフィールド様より2021年ベストクリエイティブ賞をいただきました(涙)
面白い漫画が描けるようにがんばります